ふたご座流星群、15日未明ピーク 8年ぶり好条件、1時間に70個
すばる(右上)の方向に向かって流れるふたご座流星群の流れ星=山梨県大月市で2023年12月13日午後10時15分、手塚耕一郎撮影
3大流星群の一つで、毎年12月中旬の夜空に見られる「ふたご座流星群」が、14日深夜から15日未明にかけてピークを迎える。前夜の13日夜、山梨県大月市ではいくつもの流星が、オリオン座など冬の星々の間を流れる様子が観察できた。 【写真でたっぷり】13日夜に撮影 ふたご座流星群 国立天文台によると、今年の予想極大時刻は15日午前4時ごろ。13日が新月だったため、ほぼ一晩中、月明かりがなく8年ぶりの好条件だという。空の暗い場所では、14日午後9時で1時間に30個、15日未明には最大で1時間に70個ほどの流星が見られる可能性があると予想されている。 流星群の元となるちりの起源は、太陽を約1・43年の周期でまわる直径約6キロの小惑星「ファエトン」とされる。流星はふたご座にある「放射点」を中心に空全体に流れるように見られるため、ふたご座の方向を眺め続ける必要はない。(ヤフーニュース引用)