青空に映える巨大なパラボラアンテナ。

長野県佐久市前山にあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)の美笹深宇宙探査用地上局が19日、特別公開され全国から天文ファンおよそ600人が訪れました。

一昨年3月に完成した直径54メートルのパラボラアンテナは同じ佐久市内の臼田宇宙空間観測所にある直径64メートルのアンテナに次ぐ国内2番目の大きさで、2014年に打ち上げた「はやぶさ2」との交信などを行っています。

一般公開は去年に続き2回目で、全国から抽選で選ばれた600人が職員から施設の役割の説明を受け、アンテナを動かす駆動部分などを見学しました。

見学者は:
「とても大きかった」
「JAXA に就職したいと思っているので感激しました」
「前回は抽選に外れていたので本当に嬉しいです」

夏休みの家族連れの姿も目立ち、子どもたちが宇宙への夢を膨らませる貴重な機会となったようです。

長野放送
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