宇宙ごみ投棄で初の罰金 米企業に2250万円
地球周辺軌道上を周回する追跡可能な物体(宇宙ごみ)のコンピューター画像=欧州宇宙機関(ESA)提供(AFP時事)
【ワシントン時事】米連邦通信委員会(FCC)は2日、古い人工衛星を適切に軌道から離脱させなかったとして、米衛星放送企業ディッシュネットワークに罰金15万ドル(約2250万円)を科したと発表した。 【写真特集】宇宙から見た地球 米当局が宇宙ごみを巡って罰金を科すのは初めて。民間企業による宇宙開発が進展する中、今後同様のケースが増えそうだ。 宇宙ごみは地球の周回軌道上にある不要な人工衛星やロケットの破片などで、衝突の危険が指摘されている。欧州宇宙機関(ESA)の2022年の報告書によると、周回軌道上には3万個以上が漂っているという。
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